欧米と日本のシェア格差

2006年第一四半期決算で米Yahoo!は売上高が15億6700万ドル。(前年同期比34%増)、純利益が1億6000万ドル。(同22%減)。純利益が減少したのはストックオプション費用を計上したためで、これを除くと実質的な純利益は2億3100万ドル(同19%増)となっていました。

 対してGoogleは売上高が22億5000万ドル(前年同期比79%増)、純利益が5億9200万ドル(同60%増)とそれぞれ過去最高を更新しました。

第2四半期(4〜6月期)決算は、売上高が前年同期比で77%増えて24億6000万ドル、純利益は7億2100万ドル。(1株当たり2.33ドル。)となり、さらに拡大。

(電通のグループ連結売り上げが年間約2兆円:1ドル=110円換算で180億ドル。)

10年前の検索エンジンの収益です

当時のシェアは欧米ではGoogle=50〜60%に対しYahoo!は30%を切っています。MSNに至っては10%以下でした。

10年後の現在

10年経った現在、Google決算は増収増益 通年売上高は500億ドルを突破し、シェアは世界的にも平均60~70%をキープ。当時より人口は圧倒的に増えていますからGoogleの高いシェア維持が売り上げの中心である事が判ります。

特に日本ではのGoogle検索のシェアは圧倒的です。

かつてYahoo!サーチが70%を超え、Yahoo!カテゴリとも活用されていました。対してGoogleは30%〜50%で推移、MSNも30%に近かったのです。(総計が100%超えてしまうのは調査が複数回答のため。ニールセン調べ)

しかし、いまではYahoo!日本がGoogle検索を採用しているためシェアは95%!?

独占状態です。Yahoo!も独自の改造を行っていますが、今後も当面はGoogle優勢となります。よって、SEO(Search Engie Optimization)といえばGoogle検索対策なのです。

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